WATARU ASADA
文化活動家 アサダワタル WEBSITE
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Profile
アサダワタル / WataruAsada
文化活動家。近畿大学文芸学部教員。
音楽などの表現行為を支点に様々な生活現場に赴き、「これまでにない他者とのつながりかた」をプロジェクトやコンセプトという形で制作、実践、研究、提案。コミュニティやケアの領域を得意とする。アーティスト、文筆家、教員。2000年代にドラマーやソロミュージシャンとしてキャリアを始め、地域づくりに関わるNPOや寺院に勤めた後、2010年代から市民参加型のアートプロジェクトの演出家として各地で活躍。自宅を創造的に開放し他者とつながりを生むムーブメント「住み開き」の提唱者としても知られる。
2016年に滋賀県立大学大学院環境科学研究科にて、音楽によるコミュニケーションデザインにまつわる論文で博士号(学術)取得。2019年より品川区立障害児者総合支援施設「ぐるっぽ」にて、公立の福祉施設では稀有なアートディレクター職を務めた後、2022年より近畿大学文芸学部文化デザイン学科特任講師に着任。大阪公立大学 都市科学・防災研究センター特別研究員も兼任する。
近年の主な発表作は、著作に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(ちくま文庫)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、CD作品に『福島ソングスケイプ』(Granny Rideto)、展示演出に「まなざしラジオ!!」(東京芸術劇場, 2020)、コンサート演出に「声の質問19」(東京藝術大学, 2021)など。受賞歴に、サウンドプロジェクト「SjQ++」(ドラム担当)で、アルス・エレクトロニカ サウンドアート部門準グランプリ(リンツ市, 2013)、CD作品 アサダワタルと下神白団地のみなさん『福島ソングスケイプ』(総合ディレクション)で、グッドデザイン賞2022を受賞。
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※2016年までの肩書き「日常編集家」については、活動内容は引き継ぎつつ改称。